産後すぐ、睡眠時間も体力も精神的余裕も足りず、赤ちゃんだったかめどんのお世話に潰されそうなった日々…
その時を思えば、1才10ヶ月の頃の疲れなんて大したことないと思っていました。実際「睡眠」に限ればほとんど夜起こされることもなくなっていたので、だいぶ余裕はありました。
しかし、森のようちえんに通い始めて送迎したり、偏食だったり、薬を飲まなかったりと総合的にみたら私はとても辛い状態でした。
5才現在、やっと薬を飲めるようになりましたが、当時から4才くらいまでは薬を飲ませるのに苦労しました💊
抗生物質以外の薬は「あまい」「おいしい」と言ってだいたい飲んでくれましたが、「マグネシウム」と「抗生物質」はほぼ拒否。
抗生物質は処方された分を飲み切らなくてはいけないので、なんとか飲んでもらわないと、と焦ります…
この時処方されたマグネシウムは、ほぼ水分に溶けずコップの底に残ったり、苦いのかすぐに吐き出されて最初は全然飲んでくれませんでした。
お尻の「はれ」が便秘が原因ではないか、ということで、便秘を解消しなければならず、もし「はれ」が大きくなってしまったら手術も考えなくてはいけないと、小児科の先生に言われていました。
生後6ヶ月頃に出された便秘薬は、チュールのような漢方薬だったので、かめどんが飲まないので違う便秘薬に変えて下さい、と先生に言えばよかったのかもしれません…
でも、当時は「マグネシウムを飲ませなければ!!」という思いだけで、他の考えは浮かばず、そもそも「かめどんが野菜食べないから便秘なのに(※野菜食べていても出ない場合もあります)薬はちゃんと飲んでよ!!」と思っていました…
今でも、かめどんが薬を飲むのを渋ったり、飲むのに時間がかかったりするとイライラします💧
薬を飲む以外の選択肢がないし、飲ませるのが自分しかいない(ぼぶさん(夫)がいる時はお願いしています)という強迫観念みたいなものがとても苦手です。
麦茶を入れた容器に八つ当たりした日…よく考えたら麦茶じゃ苦味はおさまらないので、あげても飲まなかったような気がします💧
漫画では1回だけぶつけていますが、本当は何回も打ち付けました(よく壊れなかったな💧)
かめどんはマグネシウムを飲まない、でも飲ませなきゃいけない、それなのに麦茶の容器まで私の言うことを聞いてくれない(←当たり前)…イライラが爆発した瞬間でした…
かめどんは離れた場所にいたのですが、音に反応して台所に来たので、自分の気持ちを落ち着けてから「驚かせてごめんね」と謝りました…
そして、このマグネシウムを飲んでくれなかった頃と同じ頃にぼぶさんと口論になったこともありました。
ぼぶさんが仕事中は、自分がどんなに助けを求めたくても「帰ってきてから話そう」と決めていたのですが、この日は体調不良に加えて、かめどんのギャン泣き。
今考えれば、YouTube見せときゃいいのに…って思うんですが、当時は「今日はもう2時間見せたからもう見せないようにしなきゃ」とか思ってたんですね💧(5才現在、自分が相手できない時は、夜ごはんまでと決めて、YouTube見放題です)
今なら、当時の私に「ぼぶさんが仕事中でも怒りで自分が抑えられなさそうなら電話して。かめどんに当たっちゃうよりいいんだよ。緊急事態なんだよ」と言ってあげたい。
仕事終わりの時間とは言え、残業があるかもしれない…と電話をかけるのを我慢していましたが、耐えきれず電話をして「かめどんの泣き声だけ」聞かせました。
「もう無理!!帰ってきて!!」と言ったら迷惑になる…
だからかめどんの泣き声だけ聞かせてわかってほしかった。
…でもよく考えたら、妻から電話がかかってきて子どもの泣き声しか聞こえないって、何があったんだと思って恐怖ですよね(^^;)
ぼぶさんの仕事場が徒歩10分だったので、ぼぶさんは急いで帰ってきましたが、時間がかかる場所だったら、ぼぶさんが警察に電話していたかもしれない…(ーー;)
ぼぶさんに帰ってきてもらって「大変だったね」「(謝る必要はないけど)1人でお世話させてごめんね」と言ってもらいたかった私に、ぼぶさんは
「心療内科行った方がいいよ」
と言いました。
…わかります…子どもの泣き声だけ聞かせる電話をかけてきて、帰ってきたらかめどんがギャン泣きしてて、妻は布団かぶって泣いてる…
専門家に診てもらった方がいいと思うでしょう。正論です。
ぼぶさんは、他人の感情を察して言葉をかけるのは苦手で、現実的な解決策を言うタイプで、それはわかっていたのですが、この時はぼぶさんに「自分だって疲れてる。チェブたろーが疲れたって言うのを聞くのが疲れる」と言われムカっときました。
よく考えれば私は「仕事して帰ってきてからかめどんのお世話をするぼぶさんより、ずっとかめどんのお世話をしてる自分の方が疲れてるんだからもっと気遣えよ!!」と思ってました(ーー;)
「相手を思いやれていない」のは私もぼぶさんも同じだったのですが、この時は「夫婦なのにと思うから腹が立つんだ。もう同居人と思おう」と思ったのでした。
なんだかんだでその後、ずっと険悪だったわけではなく、「同居人」ではなく「かめどんをいっしょに育てていく2人」みたいな関係ですが……まぁ色々ありますよね(; ̄ェ ̄)
今回ものすごく長くなってしまいました💧ここまで読んで頂きありがとうございます💦
次回は「かめどん×1才11ヶ月」編です😊
かめどん×1才10ヶ月 「ファッションセンス 殿! もうダメかもしれないと思った日」
投稿日:2023年12月14日 更新日:
執筆者:チェブたろー